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言語情報

スペイン語情報

■スペイン語基本情報
スペイン語またはカスティリャ語は世界で約3億5千万人の人々によって日常的に話されている言語で、中南米における国際共通語である。インド・ヨーロッパ語族イタリック語派に属する。
「スペイン語」のスペイン語での名称はカステリャーノ(castellano)またはエスパニョール(espanol)である。

南米ではカステリャーノということが多く、メキシコや中米諸国、またカリブなどではエスパニョールしか使われない。エスパニョールは文字通り「スペイン語」という意味だが、カステリャーノは「カスティーリャ語」という意味であり、スペイン国内でスペイン語以外を使う地域では「自分たちの言葉ではないよそ者の言葉」という意味で、南米では逆に「本場カスティーリャから受け継いだ正しいスペイン語」という意味で使われる。
なお、日本では、スペイン語式の呼び名からイスパニア語とも呼ばれ、さらに中国語表記「西班牙[xibanya]」から西語と表記されることもある。

■スペイン語話者数
3億3000万人 (第二言語話者を含めると4億1700万人)

■スペイン語話者分布
スペイン語は国連の6つの公用語(他は英語、フランス語、ロシア語、中国語、アラビア語)の一つであり、スペインを始め、中南米18ヵ国、アフリカ1ヵ国、計20か国における公用語である。スペイン語が公用語である国・地域は以下の通り。

  • スペイン
  • 中央アメリカ
    メキシコ、グアテマラ、エルサルバドル、パナマ、ホンジュラス、ニカラグア、コスタリカ
  • カリブ
    キューバ、ドミニカ共和国、プエルトリコ(米国自由連合州)
  • 南アメリカ
    コロンビア、ベネズエラ、エクアドル、ペルー、ボリビア、チリ、アルゼンチン、ウルグアイ、パラグアイ
  • アフリカ
    赤道ギニア
  • 北アメリカ
    アメリカ合衆国の一部の州
  • 中南米

中南米では、ガイアナ、スリナム、ハイチなどを除く多くの国で使われている。なお、それぞれポルトガル語、英語が優勢なブラジル、ベリーズにおいても一定の人口がスペイン語を母語もしくは第二言語として使用している。
また、中南米のスペイン語圏諸国からアメリカに移住した人は「ヒスパニック」と呼ばれ、近年ヒスパニックが増加した結果、アメリカでは事実上の公用語の英語に加え、ヒスパニックの割合の高いカリフォルニア州やフロリダ州などではスペイン語が第二言語となりつつある。
なお、フィリピンは1898年までスペイン領であった関係もあり、特に上流階級の間でスペイン語が使われていたが、1986年に公用語から外された。とはいえ、現在でも主にカトリック文化などの関係でスペイン語の単語が多数フィリピン人の日常生活で使われている。
またチャモロ語はチャモロがスペインに征服されたのと同時に、言語的にもスペイン語に圧倒された。スペイン語から非常に多くの借用語を取り入れたのみならず、固有の数詞すら放棄し、スペイン語(ラテン語)由来の数詞を用いている。数詞という基礎語彙中の基礎語彙すら他言語のそれに完全に置き換わった例は(日本語、朝鮮語、ベトナム語の数詞が部分的に中国語系のそれに置換されたという事例はあるものの)まれである。

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