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言語情報

北欧語(スウェーデン語、フィンランド語、デンマーク語、ノルウェー語)情報

スウェーデン語
スウェーデン語はスウェーデン以外に長らくスウェーデンに支配されていたフィンランドでも公用語としてフィンランド語と併用されている。ただし、公的表記はほとんど両語併記されるが、フィンランドでのスウェーデン語話者(スウェーデン語系フィンランド人)は6%以下である。

また、オーランド自治州ではスウェーデン語のみが公用語である。インド・ヨーロッパ語族ゲルマン語派北ゲルマン語群のノルド語の一種に分類されている。同じ古ノルド語にはデンマーク語やノルウェー語も属する。

フィンランド語
フィンランド語は、ウラル語族 - フィン・ウゴル語派のバルト・フィン諸語に属する。原語名称からスオミ語、またフィン語ともいう。この言語は膠着語であり、15格を有する。また同じバルト・フィン諸語にはエストニア語、サーミ語、カレリア語、マリ語、コミ語などがあげられる。

フィンランド語の表記方法はラテン文字を採用している。

約500万人の人々が同言語を話し、その内の93%がフィンランド国内であるが、オーランド諸島と一部の地域ではスウェーデン語が、もしくはフィンランド語とスウェーデン語を併用している。国外では冬戦争・継続戦争で失った現カレリア共和国内などがあり、およそ7万人の話者がいる。

フィンランド語はウラル語族であるため、インド・ヨーロッパ語族のスウェーデン語やデンマーク語など他の北欧諸国の言語や英語やドイツ語などとはかなり違った言語である。綴りと発音がほぼ一致している、アクセントが常に第一音節に置かれる、名詞の性はない、冠詞はない、語順が比較的自由など、旅行先などでちょっと使うには楽な点が多い。
特に発音は特殊な文字を除いてほぼローマ字読みなので日本人にはとても簡単。しかし本格的にフィンランド語を始めようとすると、単複別に15格ある名詞の格変化や動詞の複雑な活用、接辞などをひたすら覚えることになるので入りはかなり大変である。

デンマーク語
デンマーク語はデンマーク王国本土で話される言語で、デンマーク民族の国語である。デンマークの自治領フェロー諸島、グリーンランドでは、それぞれ西ノルド語のフェロー語、及びエスキモー語であるグリーンランド語が話されているが、デンマーク語は公用語として一般的に通用する。また、ドイツのシュレースヴィヒ地方には、デンマーク語を母国語とする「デンマーク少数民族」が約5万人ほど存在しているほか、アイスランドでも広く外国語として学ばれていることから、同国でもデンマーク語は広く通用する。 デンマーク語の系統としてはインド・ヨーロッパ語族(印欧語族)ゲルマン語派のノルド諸語(北ゲルマン語群)東ノルド語に属する。

スウェーデン語との関係
同じく東ノルド語に属する言語には、スウェーデン語がある。しかし、西ノルド語のノルウェー語(ブークモール)の方がデンマーク語的特徴が顕著に見られる。それは、現在のノルウェー王国が20世紀に独立を果たすまで、長らくデンマーク王国領であったためである。
また、スウェーデン王国南部、デンマークに近いスコーネ地方は、17世紀までデンマーク王国領であったため、デンマーク語に近い方言が話されており、コペンハーゲンとスウェーデンとを結ぶ橋が2000年に完成したことでマルメーがコペンハーゲンの通勤圏になったことから、この地域ではスウェーデン語がデンマーク語の影響を受けることも考えられる。
現在のスウェーデン公用語との差異はそれほど大きなものではなく両国語話者間でかなりの程度意思疎通ができるが、正書法、音韻、動詞の活用、数詞等に重要な相違があるので注意を要する。 デンマーク語は、距離的関係から北欧の中でも最もドイツ語の影響を受けている。

ノルウェー語
ご注意:特にご指定がない場合、当社でのノルウェー語翻訳にあたってはブークモール (bokmal、詳細は後述)を使用します。

ノルウェー語は、インド・ヨーロッパ語族ゲルマン語派北ゲルマン語群に属する。古ノルド語から分化した言語である。話者の人口は約400万。ノルウェー語にはデンマークの支配を受けた歴史的背景からブークモール (bokmal) 、ニーノシュク (nynorsk) の2種類があり、双方がノルウェーの公用語になっている。
ブークモールはデンマーク語との差異の少ない穏健派、ニーノシュクはデンマーク語の影響を受ける前の本来のノルウェー語を取り戻そうという急進派である。公文書や放送では双方が使われ、また政府機関は双方を等しく受け入れなければならない。しかし民間での出版では 98%がブークモール、ニーノシュクは 2%である。

数百年に渡ってノルウェー語とデンマーク語の差異は少なかったが、19世紀に至り民族意識の高揚とともに差別化が進み、独立の言語としての意識が高まった。なお、アイスランド語には、デンマーク語やスウェーデン語よりもノルウェー語のほうが近い。

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