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言語情報

イタリア語情報

■イタリア語
イタリア語はインド・ヨーロッパ語族イタリック語派に属する言語の一つで、おおよそ6千万人ほどが日常的に使用しており、そのほとんどがイタリアに住んでいる。後置修飾で、基本語順はSVO。

■イタリア語基本情報
標準イタリア語はトスカーナ地方とイタリア南部の中間をベースにしてイタリア王国成立時に作られた一種の人工言語である。ラテン語から進化したイタリア各部に残る言葉(方言)とはそれぞれ違いがある。

■イタリアでの日常会話
イタリアでは日常会話はその地方の言葉(方言やドイツ語、フランス語など)で行われるため、標準イタリア語を母語とする人は少数である。外国人が学習するイタリア語は標準イタリア語であるが、イタリア人の発音は出身地などにより異なる点があり、誤りではないが一応注意が必要である。イタリア語にはラテン語と同様の二重子音があるが、他のロマンス語であるフランス語やスペイン語のそれとは異なっている。この違いから、他のロマンス語と比べて特有のアクセントがある。

■イタリア語圏とイタリア語を公用語とする国・地域
イタリア語はイタリア、サンマリノ共和国で公用語として定められている。スイスではティチーノ州全域とグラウビュンデン州(グリジョー二州、Grigioni)の一部がイタリア語圏でありスイス全体としても公用語になっている。また、スロベニアのイストリアとクロアチアには少数のイタリア語を話す人々がいる。バチカン市国では、公用語であるラテン語の他に、イタリア語が一般の業務用語として使用される。
トスカーナ語は他のイタリア諸方の言葉に比べて外国語の影響が少なくラテン語の直系の子孫と考えられるため、標準のイタリア語として採用しようという声もある。

■イタリア語から日本語へ転じた語
イタリア語から日本語の外来語に転じた語。ただし音楽、食べ物の単語は除く。

  • インフルエンザ(influenza)
  • カジノ(casino) - 元々は小屋の意味。フランス語を通じて。
  • ゲットー(ghetto) - 元々はヴェネツィアの地名。イタリア語での発音はゲット。
  • ゼロ(zero) - アラビア語からイタリア語で現在の形に。英語を通じて。
  • ソロ(solo) - 音楽用語を通じて、グループ活動に対して一人の意。
  • テンポ(tempo) - 音楽用語を通じて、時間の進み方の意味だけ。
  • チャオ(ciao) - イタリア語ではくだけた関係での挨拶で、出合いと別れの両方に使用するが、日本語では別れる時に使用するのが一般的。
  • トトカルチョ(totocalcio) - イタリア語の「サッカーくじ」が転じて闇賭け試合
  • ファッショ(fascio) - ファシズムの人
  • ブラボー(bravo) - イタリア語での発音はブラーヴォ。フランス語を介したため、アクセントが語尾に移った。また、イタリア語では声をかける対象の性数により変化するが、日本語では一般的でない。日本語では感嘆を表わす時のみに使用する。(用法などの詳細はブラヴォーへ)
  • プリマ・ドンナ(prima donna) - 演劇など(特にオペラ)で主役の女性。イタリア語では大統領夫人などにも使用される。
  • マフィア(mafia)
  • マニフェスト(manifesto) - 英語を通じて

また、建物名や車の名前には多くイタリア語の単語が使用されている。

■日本語からイタリア語へ転じた語
イタリア語における外来語は徐々にイタリア語風の綴りになる傾向があり、日本語からの外来語も例外ではない。括弧内は語源

  • cachi、kaki(柿) - 外来語とは知らずに単数形をcacoだと思っている人がかなり居る。
  • chimono、kimono(着物) - 柿とは逆に複数形がkimoniに変化する。
  • kamikaze(神風) - 神風特攻隊の略称「神風」が転じて「自爆テロ」を指す。
  • manga(漫画) - 日本風の漫画(fumetto giapponese)に限定して使用する。その他の漫画はfumettoを使用する。
  • shiatsu、shazu(指圧)
  • tatami(畳) - tatamoという単数形が出来つつある。
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