「上海の紅い死 下」 ジョー・シャーロン著;田中昌太郎訳 早川書房 2001.11.30
内 容 変死した関紅英と謎の男の関係を追い、懸命の捜査を続ける陳操警部は、衝撃的な写真を入手した。犬のように地を這い、煽情的に裸身をさらす写真のなかの関紅英。そこに模範労働者の高貴な面影はなかった。事件を解く鍵を得た陳だが、その矢先、警察上層部と政界から捜査中止の厳命がくだる。窮地に立たされた陳は、起死回生を狙い最後の手段に出る!欲望を貪る現代の魔都を舞台に、正義と巨悪が死闘を演ずる上海犯罪譚。
「上海の紅い死 上」 ジョー・シャーロン著;田中昌太郎訳 早川書房 2001.11.30
内 容 黒髪を揺らめかせ、運河に浮かぶ女の骸―上海警察殺人課の陳操警部は、全裸死体の身元が共産党から模範労働者に選ばれた関紅英という女性であることを突き止める。万人に崇敬されていた彼女がなぜこのような無残な死を遂げたのか?彼女が死の直前に旅に出ていた事実を知った陳は、その跡を辿りはじめる。やがて彼は、背後に潜む男の存在と、聖女の裏に隠された素顔に直面する…アメリカ探偵作家クラブ賞最終候補作。
「上海を制するものが世界を制す!―膨張する中国巨大市場をいかに攻略するか」 松尾栄蔵;高畑省一郎;吉田清著 ダイヤモンド社 2001.10.12
内 容 世界最速の経済成長を続ける中国の可能性を上海経済圏2億人市場を中心に検証し、日本企業の取るべき戦略を明らかにする。
要 旨 第1章 もはや、日本のメーカーは太刀打ちできないか;第2章 上海経済圏で何が起こっているか;第3章 中国進出、成否の命運を分けたものは何か;第4章 中国の競争力をどう評価するか;第5章 グローバル・コンペティションに勝ち残る戦略;付章 中国進出における経営・法律上のポイント
「上海游記・江南游記」 芥川龍之介著 講談社 2001.10.10
内 容 大正十年三月下旬から七月上旬まで、およそ四ヵ月に亘り、上海・南京・九江・漢口・長沙・洛陽・大同・天津等を遍歴。中華民国十年目の中国をつぶさに見た芥川龍之介が、政治、文化、経済、風俗ほか、当時の中国の世相を鮮やかに描写。芥川独得の諧謔と諦観で綴った大正十年の中国印象記。表題作をはじめ「長江游記」「北京日記抄」及び、絵葉書に象徴的に記した各訪問地の感想「雑信一束」の五篇を収録。
要 旨 上海游記;江南游記;長江游記;北京日記抄;雑信一束
「中国・江南地方―上海周辺、水郷地帯の美しき町々」 時田慎也文;岩間幸司写真;「旅名人」編集部編 日経BP社;日経BP出版センター〔発売〕 2001.9.25
内 容 蘇州、揚州、杭州、紹興、寧波、そして上海近郊に眠るように残る水郷地帯の小さな町や村。中国史や漢詩の世界が、旅人の目前で再現される。
要 旨 第1章 蘇州―運河と庭園の風景;第2章 蘇州周辺―水郷の小さな町;第3章 大運河と長江―船が行き交う雄大な眺め;第4章 杭州―詩人たちに詠われた西湖;第5章 運河から海へ―異文化交流の原点;第6章 旅の情報
「上海小夜曲(シャンハイセレナーデ)―シャルル&ハルキシリーズ」 藤原万璃子著 二見書房 2001.8.25
内 容 魔都・上海でハルキが出会った謎の娼婦はなんと単独で極秘の任務についていたシャルルの妹、マリィだった。いつにないシャルルの動揺に、ハルキの胸はせつなく痛むのだったが…。待望の表題作ほか、書き下ろし作品「上海狂詩曲」では、再び上海でまみえたハルキとマリィが怪しげなパパラッチの標的にされ…。シャルル&ハルキシリーズ第11弾は郷愁をさそう街、上海を舞台に満足度大保証のエキゾチック3部作。
「上海・蘇州・杭州 2002〜2003年版」 「地球の歩き方」編集室編 改訂第7版 ダイヤモンド・ビッグ社;ダイヤモンド社〔発売〕 2001.7.27
内 容 古さと新しさが混在し激流のごとく変わり続け元気印の人々がかっぽする。そんなパワフル上海へさあ出かけよう。
「上海&北京―長期滞在者のための現地情報」 広岡今日子;宮崎真子著 改訂最新版 三修社 2001.6.21
要 旨 1 最新中国に出会う毎日;2 都市生活を味わい、楽しむ;3 街をわがもの顔で歩け;4 好奇心いっぱいで暮らそう;5 いま、何を観たい?創りたい?
「繊維王国上海―ある駐在員の上海日記」 佐々木幸雄著 東京図書出版会;星雲社〔発売〕 2001.6.17
内 容 戦後最悪の不況に日本があえぐ今、上海は繊維の王国として輝いている。「進出するか、廃業するか」上海を目指せば、日本の、そして世界の未来が見えてくる。一駐在員の目が努めて冷静に、幅広い視野で捉えた新しい中国・上海の全貌。
要 旨 2月15日;2月23日;言葉の考察;職歴データ;上海浦東新区;外高橋保税区・繊維篇;逆委託加工貿易;暫定八条;河姆渡遺址(浙江省余姚市)へ行く;河姆渡遺址で考える〔ほか〕
「上海・浦東―IT世界戦略基地の実像」 沼尻勉著 講談社 2001.5.15
内 容 浦東で後塵を拝することは、世界で遅れをとることだ!先進国の企業が相次いで進出し、IT製品開発・研究にしのぎを削るハイテク都市が、21世紀の世界経済を牽引する。WTO加盟、"日本の脅威"として躍進をつづける浦東のいまを伝える、日本企業必読の書。
要 旨 プロローグ 浦東―中国二十一世紀のシンボル;第1章 未来型都市・浦東のいま;第2章 なぜ浦東開発だったのか;第3章 中国「貿易強国」戦略を担う浦東;第4章 浦東のメイン開発区―陸家嘴と"一江三橋";第5章 中国「IT立国」の成否をかけた人材育成;第6章 経済と環境が両立した都市づくり;第7章 日本企業の浦東進出
「北京・上海・西安」 JTB 2001.5.1
要 旨 北京;上海;西安;特集(三大都市で食べつくす;北京胡同探訪;北京の盛り場 ほか)
「上海発アジア特急」 邱永漢著 小学館 2001.4.10
内 容 21世紀世界のお金の流れはこう変わる。
要 旨 10年経ってアジアの"ヘソ"は香港から上海へと移った;これからの10年を上海の未来に賭ける決心をした;中国が将来進む方向を知りたければ、上海を見よ;国際飛行場からテーマパークまで、上海は半年ごとに見違える町;株価の戻りが物語る「中国の景気停滞は若者の風邪程度」;上海証券取引所は「世界一のカジノ」になるか;中国と台湾とのケンカは結局は李登輝の「作戦勝ち」;弾圧された法輪功より、災難は中南海にふりかかる;「反米」の矛を収め、WTO加盟を最優先させた中国の台所事情;主戦論の軍部と経済オンチの党幹部の狭間で揺れる朱鎔基の孤軍奮闘〔ほか〕
「上海放生橋故事―英伸三、中国江南を撮る」 英伸三著;英愛子文 アートダイジェスト 2001.3.25
内 容 放生橋は1571年明朝の時代に建造された五つのアーチをもつ石橋。上海市街の西50キロの歴史の古い水郷のまち朱家角にある。人々はゆるやかな石段を上り下りして渡り荷船は大きくあいたアーチをくぐって運河を往来する。これは橋と運河とそれをめぐる人々の物語である。
要 旨 悠久の放生橋に立つ;霧の朝;朝のひととき;荷船;運河と石橋;橋の上;雨の日;夏を過ごす;夏;橋を渡る花嫁;春節を祝う;春節(旧正月);古鎮の観光開発;観光祭り;水郷古鎮の新時代
「上海ベイビー」 衛慧著;桑島道夫訳 文芸春秋 2001.3.10
内 容 ココは25歳の大卒。ウエートレスのかたわら小説を書いている。同棲中の恋人とのセックスはうまくいかず、自分の生き方を自問自答しつつ上海の夜を彷徨う。あるパーティで出会った妻子あるドイツ人と結ばれ、激しく満たされるが―。大胆な性描写で注目され、中国で大ベストセラーになるも、当局に発禁処分を受けた話題作。
「上海・ミッシェルの口紅―林京子中国小説集」 林京子著 講談社 2001.1.10
内 容 戦争の影迫る上海の街で、四人姉妹の三番目の「私」は中国の風俗と生活の中で、思春期の扉をあけ成長してゆく。鮮烈な記憶をたどる七篇の連作小説「ミッシェルの口紅」と、戦後三十六年ぶりに中国を再訪した旅行の記「上海」。長崎で被爆して「原爆」の語り部となる決意をした著者が幼時を過ごしたもう一つの林京子の文学の原点中国。
「中国四大料理 至極のレシピ集―北京・上海・広東・四川 歴史と伝統の最先端中華料理」 さらだたまこ編 日本文芸社 2000.12.25
要 旨 北京料理(枸杞広肚―魚の浮き袋とクコの実の煮込み;小包酥盒―あん入りパイ包み;肉末焼餅―肉そぼろ入りゴマつき焼き万頭 ほか);上海料理(蟹粉豆腐―カニ肉入り豆腐の煮込み;清蒸大閘蟹―上海ガニの姿蒸し;雪蒸黄魚―フウセイと高菜の蒸しもの ほか);四川料理(陳麻婆豆腐―本場四川のマーボー豆腐;宮保鶏丁―鶏肉とピーナッツの辛み炒め;糊辣基囲蝦―エビと花にらの辛み炒め ほか);広東料理(七彩龍髭魚―ケツギョの二色炒め、いろいろな取り合せと共に;牡丹海虎翅―フカヒレの煮込み、牡丹仕立て ほか)
「中国流通調査―上海・長江流域を中心として」 流通科学大学・長江流域調査隊著;流通科学大学編 流通科学大学出版 2000.11.24
内 容 今、中国は激動の時代を迎えている。世界中の小売企業が参入しての競争の激化、IT革命の進展など、急速なグローバル化の状況は、日本を含む今後の東アジア地域の発展を予測するうえでも、重要なリサーチ課題といえよう。本書は、そうした主旨のもと、流通科学大学が1998年に行なった中国流通調査の成果をまとめたものである。長江流域の交易の現状、流通業・サービス産業の現状、情報通信産業の発展状況などを、現地でしか入手できない貴重な資料を織り交ぜ、克明にレポート。中国の最新流通事情、今後の東アジア地域の動向をとらえる際の必携の書といえる。
要 旨 第1章 神戸の発展と長江プロジェクト(はじめに―歴史的に交流のある神戸・阪神経済圏と上海・長江流域;神戸港の地位の低下と重厚長大産業の停滞 ほか);第2章 物流―神戸・長江流域間の複合一貫輸送への展望(はじめに―神戸と長江流域との輸出入の基地的役割を果たす上海;重要な位置にある長江流域の港湾の役割 ほか);第3章 流通―上海・長江流域の小売業態(はじめに―ライフスタイルと小売業態;所得の高い上海の小売業態 ほか);第4章 中国の携帯電話事情(はじめに―7000万台の普及が予測される中国の携帯電話;基本サービスへの競争の導入 ほか)
「CHINA EXPRESS―北京〜上海〜香港〜台北 疾走する電影都市」 エスクァイアマガジンジャパン 2000.10.31
要 旨 北京(急変する「皇帝の都」―映画で観る現代都市北京の貌;北京映画作品解説);上海(現代に佇立する文化遺産―映画の中の「オールド・シャンハイ」;上海映画作品解説);香港(ウォン・カーウァイインタヴュー―「花様年華」をめぐって;脚本家としての張愛玲―その映画作品における都市の想像;両岸三地物語中国大陸・香港・台湾―香港を軸とした映画交流;ウォン・カーウァイとの対話「ジャムセッション」のように;香港映画作品解説);台北(蔡明亮のロング・テイクに隠された瞑想;エドワード・ヤンインタヴュー―世代間の失われた環を取り戻すために;台北の愛し方;台北映画作品解説)
「上海ネットワークと近代東アジア」 古田和子著 東京大学出版会 2000.10.16
内 容 本書は、19世紀後半東アジアの経済秩序を上海ネットワークに視点を置いて分析したものである。
要 旨 序章 空間の意識化;第1章 上海ネットワークの中の神戸―外国綿製品を運ぶ中国商人;第2章 上海を中心とするイギリス綿布再輸出の統計解析;第3章 上海ネットワークと長崎‐朝鮮貿易―1880年代;第4章 仁川貿易をめぐる日中商人と上海ネットワーク―1890年代初期の東アジア;第5章 インド,日本の工業化と上海―1880年代後半から1890年代前半;第6章 上海海関統計の分析;終章 市場、ネットワーク、中華帝国経済;補論 「アジア交易圏」論とアジア研究
「上海の風」 ティンシン・イエ著;伊藤正訳 共同通信社 2000.9.30
内 容 幼い頃の両親の死、「反革命分子」として受けた想像を絶する迫害、末端権力の腐敗と偽善に振り回される日常…。そうした社会の矛盾に必死に耐えながら、希望を失わず、真摯に自分を見つめ、一歩一歩着実にステップアップしていく阿四(アスー)。通訳となり、結婚し、子どもを生むが、北京で研修中に出会った英語教師と道ならぬ恋に陥り、夫と一人娘を捨てて、カナダに旅立つ。自由と誇りを求めて生きる女性の決意とは?愛と涙と闘いのメモワール。現代中国の荒波に翻弄されながら、たくましく、しなやかに生きた中国人女性の愛と闘いの半生記。
要 旨 第1章 涙の風―1952〜1966年;第2章 カオスの風―1966〜1968年;第3章 苦い風―1968〜1974年;第4章 変化の風―1974〜1978年;第5章 風に向かって―1978〜1987年
「SHANGHAI―上海に暮らす」 ジェトロ・上海・センター編著 日本貿易振興会 2000.8.30
198p 19cm \1,600(税別)
内 容 企業のスタッフとして、または家族として上海で生活をされる皆様に役立つよう、日常生活に必要な身近な事柄を中心に生活情報誌として編集。
要 旨 第1章 プロフィール;第2章 さあ出発;第3章 住まいと通信・情報;第4章 食生活と衣生活;第5章 くるま・交通機関;第6章 医療と健康;第7章 学ぶ;第8章 快適に暮らすために;第9章 見どころ案内;第10章 帰国準備
「上海・蘇州・杭州 2001‐2002年版」 「地球の歩き方」編集室編 改訂第6版 ダイヤモンド・ビッグ社;ダイヤモンド社〔発売〕 2000.7.28
内 容 古さと新しさが混在し、激流のごとく変わり続け、元気印の人々がかっぽする。そんなパワフル上海へ、さあ、出かけよう。
要 旨 巻頭特集(新しい上海の象徴浦東に行こう!!;上海に来たら小吃(シャオチー)を食べよう!!);上海編;蘇州編;杭州編;旅の技術と準備編
「上海雑談」 陳舜臣著 日本放送出版協会 2000.7.25
内 容 中国歴史文学の泰斗が、悠久たる歴史の肉声と英知に迫る。陳舜臣ワールドの魅力が今、自ら明かされる。
要 旨 1 三国志の世界(私なりの三国志物語;それぞれの「三国志」;曹操の魅力 ほか);2 民族主義を越える精神(耶律楚材と私;異民族王朝に仕える;草原の掟と人倫の道 ほか);3 中国近代の苦悩(東西文明の衝突・アヘン戦争;林則徐の生き方;「山中の民の声を聞く」ほか);エピローグ 地球人として
「上海は、いま。―市場経済の核をつくる」 丸紅広報部編;竪寛二著 ダイヤモンド社 2000.7.13
内 容 上海の「魔力」と「魅力」をぜーんぶ、まるごと紹介。上海の街と人を、中国人写真家が激写!撮り下ろしカラー口絵16ページ!上海駐在の商社マンが読者に伝えたい「ここがとっておきの上海名スポット」を10ページ地図で詳しく紹介。
要 旨 第1章 疾走する先端都市;第2章 いまなおモダン伝説を生み出す個性と文化;第3章 住んでわかる「上海・暮らしのしおり」;第4章上海オフィスの窓から改革開放の実像が見える;第5章 日系企業初のディベロッパー事業に挑む;第6章 「魔都」から「摩天楼都市」への変貌;第7章 上海から21世紀中国を展望する
「上海・華中・華南」 ゼンリン製作部編 第2版 北九州 ゼンリン 2000.7
要 旨 上海(上海;エンタテイメント;南京東路 ほか);華中(江南)(蘇州;無錫;揚州 ほか);華南(広州;広東省各地;厦門 ほか)
「魔都上海―日本知識人の「近代」体験」 劉建輝著 講談社 2000.6.10
内 容 日本人はなぜこの都に耽溺したのか?天を衝く摩天楼、繁盛をきわめる茶館、そしておびただしい娼婦、アヘン窟。「西洋の入り口」にして、国民国家の「破壊装置」。高杉晋作、谷崎潤一郎、村松梢風らの「上海体験」を通し、幕末から昭和に至る近代日本を捉え直す。
要 旨 プロローグ 二つの「上海」;第1章 サムライたちの上海;第2章 東アジア情報ネットワークの誕生;第3章 日本の開国と上海;第4章 「ロマン」にかき立てられた明治人;第5章 魔都に耽溺した大正作家たち;第6章 「摩登都市」と昭和;エピローグ 上海からみた日本
「上海・文学残像―日本人作家の光と影」 趙夢雲著 田畑書店 2000.5.30
内 容 かつて「長崎県上海市」で郵便が届く時代があった。―日本文学はその時代をどのように記憶したか。「上海学」へのアプローチ。
要 旨 序章 近代日本と「上海」;第1章 「或変動」を成し遂げた都市―田岡嶺雲の上海東文学社;第2章 幻想を打ち砕いた都市―芥川龍之介「上海游記」;第3章 当代無比の享楽都市―村松梢風「上海」;第4章 東洋と西洋を結ぶ都市―横光利一「上海」;第5章 火炎が渦巻く都市―火野葦平「魔の河」;第6章 生涯のテーマを形成した都市―武田泰淳「上海の蛍」「蝮のすゑ」;終章 日本人作家にとっての「上海」―「上海学」への布石
「上海―重層するネットワーク」 日本上海史研究会編 汲古書院 2000.3.31
内 容 本書は、近代上海に生きた人々がとり結んだ各種ネットワークを手がかりに「国際都市」上海を成立させていた多面的で重層的な社会的結合関係の在り様を解明することから、近代上海の都市社会に歴史的にアプローチすることを試みるものである。近代上海は、人口の上で大多数を占めた中国人と政治的経済的に都市社会の中枢を握っていた外国人が共存した都市であった。上海の外国人の中において最大の人数を占めていた日本人コミュニティの状態やそれと中国人社会との関係などについては、これまで研究が十分進んでいなかった。本書は、日中関係における日本人と中国人社会との相互依存・競存・敵対の関係を「国際都市」上海に則して解明することにも一つの重点を置くものである。また、日本上海史研究会は創立以来、中国人研究者をはじめとする外国人研究者の参加を得ながら学術活動を進めてきたが、本書も本研究会が積極的に推進してきた日中学術交流の一つの成果とする。
要 旨 総説 上海―重層するネットワーク(「国際都市」上海と日本・日本人;ネットワーク論;地域エリートと「公」領域論 ほか);1 上海企業家と「公」領域の諸相(清末上海における「私園公用」と公共空間の拡散;「公益善挙」と経元善―人的な集積とネットワーク;地方政治の革新と上海の紳商団体 ほか);2 地域エリートとネットワークの諸相(保証人と紹介状のつなぐ救済―上海残疾院にみる慈善界の救済ネットワーク;誘拐と救済の都市間ネットワーク―二〇世紀前半上海の視点から;上海のYWCA―その組織と人のネットワーク ほか);3 上海のなかの日本(上海内山書店小史;上海日本人居留民と仏教;上海をめぐる日・仏の情報交換ネットワーク―「帝国」と「植民地」の情報統制 ほか)
「上海1987〓忘〓(メモランダム)」 安倍賢治著 文芸社 2000.3.26
内 容 魔都、上海に魅せられて…大の上海迷(シャンハイフリーク)である著者が、語学研修のため40日間滞在した上海の魅力と、おすすめ上海映画について熱く語る。
要 旨 1 上海の街角で(スピルバーグがやって来た;上海JAZZ;ダーバーさんと私 ほか);2 映画を枕に中国・上海を語ろう(魔都を描く映画;紅‐べにおしろい‐粉;「女児紅」(紅酒) ほか);3 上海(1987)〓忘〓(上海;蘇州;抗州 ほか)
「上海/甦る世界都市」 田嶋淳子編著 時事通信社 2000.3.4
内 容 99年10月、香港やSPに劣らぬ規模の新国際空港が浦東に開港、上海は新たな世紀に向け、飛躍への舞台を用意した。…通信技術の飛躍的な発展は中国社会を確実に変え、その先頭に上海が立っている。
要 旨 第1章 上海の地理的・歴史的肖像;第2章 上海経済の肖像;第3章 上海市民の肖像;第4章 都市の空間構造;第5章 上海市民の生活と文化;第6章 中国とアジアの中における上海
「近代上海の公共性と国家」 小浜正子著 研文出版 2000.2.29
要 旨 第1部 社団ネットワークとしての上海都市"社会"(都市"社会"の形成);第2部 「公」領域の展開―民間社団の担う公共性(慈善事業;救火会;上海共同租界中国人参政運動について);第3部 党‐国家の下の上海―都市社会の再編(南京国民政府下における社団の再編)
「上海シネマと銀座カライライス物語―波瀾万丈、柳田嘉兵衛の八十年」 山口猛著 集英社 2000.1.31
239p 19cm(B6) \1,500(税別)
内 容 銀座の片隅に店を構える小さなカレー屋「ニューキャッスル」の柳田嘉兵衛さんは名物オジイちゃん。浅草六区で映写技師として活躍後、中国、上海へ。南京では映画館支配人、戦時中は巡回映写で従軍、そして命からがらの引き揚げ…。浅草六区・上海・南京、そして銀座、激動の昭和をガッツとアイデアで生き抜いてきた男の、涙と笑いと感動の八十年。
要 旨 第1章 わが青春の浅草(幼年時代;関東大震災;相撲 ほか);第2章 雨と泥にまみれての戦争(二度の徴兵;満州;武漢作戦に参加);第3章 夢の都・上海(上海へ;魔都・上海;巡回映写班を組織する ほか);第4章 焼け跡からの出発(日本に帰る;店を持つ;辛来御飯へ)
「上海トラップ」 内山安雄著 角川春樹事務所 1999.12.18
内 容 証券マンだった飛島武司は、かつて仕事での危機を、顧客の龍道に救われた。それから、飛島と龍道との奇妙な付き合いが始まった。龍道の導きで、上海出身の明子と名乗る女性と出会った飛島は、ささやかな幸せを手に入れたかに見えたが、明子が突然、飛島の全財産をもって姿を消してしまう。明子の行方を必死で追う飛島は、結婚詐欺組織の背後に龍道の影を見つけるが…。嘘と罠が渦巻く、傑作クライムサスペンス。
「中国の本 南―上海・三峡・桂林・広州・海南島」 近畿日本ツーリスト 1999.12.1
要 旨 上海;華中(蘇州;無錫;鎮江 ほか);西南(重慶;三峡遊覧;成都 ほか);華南(桂林;広州;長沙 ほか)
「アジア都市政府の比較研究―福岡・釜山・上海・広州」 今里滋編著 福岡 九州大学出版会 1999.11.30
内 容 都市の景観、文化、市民の立ち居振る舞いなどは個性的であればあるほど楽しい。それはまた都市の魅力のひとつでもある。しかし、都市機能のシステムやルールがユニークであればあるほど、グローバルな活動には不向きだということになる。本研究は、都市機能のグローバル化を進めるにあたり、互いの都市についての基本的な知識の欠如を埋める第一歩の国際的共同作業である。
要 旨 第1章 変貌するアジアと都市政府;第2章 福岡市政府の歴史と構造;第3章 福岡市政府の動態と政策;第4章 釜山市政府の歴史と構造;第5章 釜山市政府の動態と政策;第6章 上海市政府の歴史と構造;第7章 上海市政府の動態と政策;第8章 広州市政府の歴史と構造;第9章 広州市政府の動態と政策
「乱の王女―1932愛と哀しみの魔都・上海」 生島治郎著 中央公論新社 1999.11.18
内 容 日本人の母と中国人の父を持つ竜宗好は、六年振りに上海の土を踏み、父の遺産で「白竜党」を組織した。日本の侵略が進む中、自分自身を守るためであった。頑に「国」を信じない宗好の前に、清朝の再興を画策する"男装の麗人"川島芳子が現れる。日・中の間を生きる二人に芽ばえる奇妙な感情…。1932年、いよいよ日本の陸戦隊が上陸、竜宗好は悲壮な戦いに挑む。
「SS式すぐに話せる!上海語(indeks)」 張一紅上海語校閲;鈴木一利上海語訳 ユニコム 1999.11.1
要 旨 インデックス編;第1部 決まり文句編;第2部 会話表現編
「言語都市・上海―1840‐1945」 和田博文;大橋毅彦;真銅正宏;竹松良明;和田桂子著 藤原書店 1999.9.30
内 容 横光利一、金子光晴、吉行エイスケ、武田泰淳、堀田善衛など多くの日本人作家の創造の源泉となった"上海"を、文学作品から当時の旅行ガイドに至る厖大なテキストに跡付け、その多層的魅力を活き活きと再現する、時を超えた"モダン都市"案内。
要 旨 1 日本の言説空間における「上海」イメージの変容(アヘン戦争以後;日露戦争以後;五・三〇事件以後 ほか);2 テクストの言語都市(村松梢風―「他者」と出会うための旅;井東憲―"朦朧都市"上海と"情報都市"上海のあわい;横光利一―交差する作家とジャーナリストの視線 ほか);3 日本人の上海体験(上海に住んだ日本人;旅行者へのガイド;小説/詩/エッセイ ほか);4 上海事典
「上海博物館書法名品集」 高橋蒼石編;北川博邦監修 北辰堂 1999.9.15
要 旨 1巻 呉譲之集;2巻 呉昌碩集;3巻 趙之謙集
「上海博物館書法名品集 3 趙之謙集」 高橋蒼石編;北川博邦監修 北辰堂 1999.9.15
内 容 本書は、趙之謙三十代後半から四十代前半に至る楷書・篆書・隷書を取り上げた。書風が大きく変貌し、独自のスタイルが確立するまでの作品である。三点ともに上海博物館の蔵品である。
「上海博物館書法名品集 2 呉昌碩集」 高橋蒼石編;北川博邦監修 北辰堂 1999.9.15
「上海博物館書法名品集 1 呉譲之集」 高橋蒼石編;北川博邦監修 北辰堂 1999.9.15
「上海・蘇州・杭州 2000‐2001版」 「地球の歩き方」編集室編 改訂第5版 ダイヤモンド・ビッグ社;ダイヤモンド社〔発売〕 1999.8.13
内 容 古さと新しさが混在し、激流のごとく変わり続け、元気印の人々がかっぽする、そんなパワフル上海。さあ出かけよう。
要 旨 巻頭特集(食は上海に在り、上海で中華料理を極める;クラシックなバーで租界気分を味わおう);上海編;蘇州編;杭州編;旅の技術と準備編
「上海デスライン」 柏木智光著 講談社 1999.8.5
内 容 「黒社会」と「民族派テロ」の活発化で政情穏やかならぬ現代上海。その実態を調査しようとした日本人ルポライターが失踪した。捜査を依頼されたのは李振玉、公安局刑事処に勤務する百戦錬磨の刑事である。李振玉の前に次々と現れる謎、暗号、そして脅迫。事件の背後には、さらに巨大な犯罪が隠されているのか。
「これで十分 イラスト上海 旅行生活単語500」 陳祖〓著 朝日出版社 1999.7.30
内 容 はじめての上海旅行、はじめての上海生活に最適!!これで十分、500語で伝える日常語。上海を知るコラム付。カセット別売。
要 旨 基本表現;移動・宿泊;観光・買物;食・味;上海の暮らし
「上海特電―アジア新世紀を読む人脈と金脈」 森田靖郎著 小学館 1999.7.1
内 容 「中国のなかに上海があるのではなく、上海のなかに中国がある」「中国の太陽は東からではなく上海から昇る」「上海には中国とは別の風が吹く」「長江」(揚子江)を龍に譬えるなら、上海は龍の頭であることから、著者は上海を「龍頭(りゅうず)」と名づけた。上海龍頭。百年もの昔から上海は東洋で一番の金融都市であった。アジアの新世紀を担う国際派未来都市として、今また上海は都市改造を企て、アジアそして世界の金融都市の中心に戻ってきた。
要 旨 第1章 魔都が呼ぶ(高杉晋作が目指した上海;東シナ海を渡ったサムライ ほか);第2章 未来都市オールド・シャンハイ(人民服と爵士;オールド・グッド・デイズに招かれて ほか);第3章 上海改造計画(魔都から都市への改造計画;東洋一の金融都市へ金融改革 ほか);第4章 上海の未来派、レッドスター(帰ってきた極東のウォール街;上海市長と会見 ほか)
「上海歴史ガイドマップ」 木之内誠編著 大修館書店 1999.6.20
内 容 上海の歴史を解説したガイドブック。上海の主要街区の過去と現在を地図に表した「地図編」と、歴史的建築や観光スポットなどの名所旧跡等、823項目を解説した「解説編」で構成される。年表、索引付き。
要 旨 地図編(外灘;南京東路;人民公園;南京西路;静安寺;予園;淮海公園;淮海中路;華山路;虹口 ほか);解説編(外灘;南京東路;人民公園;南京西路;静安寺;予園;淮海公園;淮海中路;華山路;虹口 ほか);上海近代史年表;参照資料;索引
「上海のホント」 下川裕治;ぷれすアルファ編著 双葉社 1999.6.5
内 容 本書は最新トレンド情報から旅の情報まで、自分の足で歩く旅行者サイドにより近づけ、一般のガイドブックではなかなか入り込めない上海を盛り込んだもの。
要 旨 第1章 ここまできた開放中国;第2章 バブリー中国マネーゲーム;第3章 路地裏から見える中国;第4章 上海探検隊は行く;第5章中国Xゼネレーション;第6章 食の中国いまどき事情;第7章 旅する中国最新事情
「北京・上海 '99‐'00」 K&Bパブリッシャーズ編 昭文社 1999.6
要 旨 トラベル・インフォメーション;中国へのアクセスと国内交通;北京・承徳・天津・秦皇島(北京;承徳 ほか);上海・蘇州・無錫・杭州(上海;蘇州 ほか)
「上海のヌードル」 脇屋友詞著 文化出版局 1999.5.23
内 容 おいしいラーメンを食べたければ、まずスープに投資せよ。これが脇屋シェフの持論です。加えて、上手にめんをゆでること。この基本をきっちりふまえれば、だれでも家庭でおいしいラーメンが作れます。そんな言葉とともに、披露してくれた上海ヌードル。プロならではの贅沢な味から、手軽なものまで、バラエティ豊かに勢ぞろい。
要 旨 肉と魚介;新鮮野菜;作りおきの逸品;冷製ヌードル;鍋仕立て
「武装突入―警視庁国際特捜刑事・上海行」 田中光二著 祥伝社 1999.4.10
内 容 「中国からの密入国を請け負う蛇頭を潰せ!」。かつて、外国人犯罪に対処すべくアジア各国から派遣された刑事たちで編成されたTATF(東京アジア特捜隊)の隊長だった松倉忠光に再び指命が発せられた。日・中の警察による合同捜査隊に参加することになった松倉は上海に飛ぶ。やがて大量の密航者積み込みの情報を得た日中合同捜査隊はフル武装で突入するが…。大好評"警視庁国際特捜刑事"シリーズがさらにスケールアップ、魔都・上海での死闘を描くPFの最新意欲作。
「上海うら門通り」 前田利昭著 青木書店 1999.3.25
内 容 消えゆく上海を求めて。今日的路地裏散歩案内。 要 旨 華東師範大うら門通り;再開発と上海の変貌;上海人と「外地人」;路上で暮らす人びと;乗り物事情;大学受験案内;キャンパスライフ;上海の街角で;病院のお正月;暮らしの楽しみ〔ほか〕
「上海少年」 長野まゆみ著 集英社 1999.3.25
内 容 今日も波止場に大陸からの引揚船が着く。睦は独りそれを待っていた。あの海の向こうの都市で過ごした、失われた幸福な日々。生き別れになってしまった兄と阿媽(アマ)のことを想いながら―。そして、港町の一角に出来た華人の市場で、彼は懐かしい上海から来たという、不思議な男に出会う…。過ぎ去った時代に生きる、少年たちの姿を詩情豊かに描く作品集。
要 旨 雪鹿子;上海少年;満天星;幕間;白昼堂々
「上海―開放性と公共性」 根橋正一著 竜ケ崎 流通経済大学出版会 1999.2.15
内 容 上海出身のテクノクラート江沢民や朱鎔基などに指導される大国「中国」の進路は?上海的公共性は伝統的な徳治主義を乗り越えられるか?著者は10年に及ぶ上海での実地調査に基づいて、中国社会の今後の動向を予測する上での新たな視点を提示する。
要 旨 第1章 上海の活力とその理解;第2章 海盗と上海連鎖―上海的公共性の萌芽;第3章 買弁的開放都市としての上海の形成;第4章 民族資本家と職員層―発言する上海的公共性;第5章 自主性を喪失する上海;第6章 改革開放と継承された職員層
「中国マフィア伝―「上海のゴッドファザー」と呼ばれた男」 西爾梟著;河添恵子訳 イースト・プレス 1999.1.29
内 容 裸一貫から、己れの腕っぷしと総身に満ちる知恵だけで「権力」と「金」と「女」の全てを手に入れたひとりの中国人の生きざま。
要 旨 第1部 切れ者;第2部 魔都;第3部 教父(ゴッドファーザー);第4部 頂上;第5部 暗闘;第6部 裏切り
「上海の西、デリーの東」 素樹文生著 新潮社 1999.1.1
内 容 インドに行きたかった。そして僕は職場を捨てて旅に出た。上海までは船、それから陸路、西をめざす。中国で"没有"の連発にムッとし、カンボジア人の"ノープロブレム"は、つまり問題大いにありということが身にしみてわかる…。ベトナム、タイをへて聖河ガンジスへ。三十歳を目前に出発した著者が、アジア放浪の苦闘と、その魅力をしなやかに描く、バックパッカー新世代必携の書。
要 旨 中国;ベトナム;カンボジア;タイ;マレーシアとシンガポール;ミャンマー;インド
「上海・華中・華南―桂林、蘇州、抗州、海南島」 日地出版 1999.1
要 旨 上海(上海 交通・市内交通・観光プラン;エンタテイメント;南京東路 ほか);華中(江南)(蘇州;無錫;揚州 ほか);華南(広州;泉州;福州 ほか)
「上海発最新流行急便―上海を見ればアジアがわかる」 チャオウェイニ 日本実業出版社 1998.11.25
内 容 水の良くない上海の救世主「給水マシン」の爆発的ヒット。美容と健康のためにと一大ブームの「蛇料理」。上海ヤンエグ流の新接待は「お風呂屋さん」で。「迪斯科(ディスコ)、麻雀、時装…」などアクティブに楽しむ老年生活…。上海育ちの著者でさえ驚く"上海に吹く新しい風"を現地から徹底レポートする。
要 旨 1章 特選!上海健康情報;2章 上海人熱烈歓迎ビジネス;3章 「食」は上海にあり!;4章 上海服飾流行通信;5章 上海人の生活&意識大革命;6章 不夜城・上海の娯楽事情
「楽人の都・上海―近代中国における西洋音楽の受容」 榎本泰子著 研文出版 1998.9.20
内 容 本書のテーマは近代、特に20世紀初頭から1930年代までの中国において、西洋音楽がどのように受容され、発展していったかということである。本論の中心となるのは、1927年に上海に創立された中国初の音楽学校、国立音楽院(現在の上海音楽学院)と、それをめぐる人々である。辛亥革命から五四期、そして動乱の30年代へと大きく揺れ動いた中国が、西洋音楽という異文化をどのように受けとめたのか、こめたのか。こ史の問題であるのみならず、近代中国にとって西洋文化とは何だったのかを考察する手がかりとなる。
要 旨 第1章 西洋音楽の伝来と普及;第2章 新文化運動の流れの中で;第3章 楽人の都・上海;第4章 国楽はどこへ;終章 中国音楽史における1930年代の意味
「上海庶民生活事情」 市野政子著 日中出版 1998.9.10
内 容 普段着姿の上海を、普段着の言葉で伝える日本人太太(おくさん)の生活エッセイ。
要 旨 第1部 はじめての上海(はじめての街を散歩する;四季の風景;衣食住あれこれ;交通機関でのこと ほか);第2部 上海の街に馴染んで(上海のホットな話;自由市場にて;庶民生活事情;上海人の生き方 ほか)
「4月29日(エンペラーズ・バースデー)の尹奉吉―上海抗日戦争と韓国独立運動」 山口隆著 社会評論社 1998.7.31
内 容 尹奉吉の軌跡、それは、「膨張する国」と「消滅させられた国」と「一部を侵された国」の対立と連帯の中で、「国家」と「民族」、そして、「侵略」と「抵抗」をあぶり出す。本書は、このあぶり出されたものを手がかりに、アジア太平洋戦争の第一段階となった1930年代前半という極めて限定した期間の出来事を検証している。
要 旨 第1章 最期の地・金沢(大阪発金沢行;金沢・三小牛山;金沢・野田山 ほか);第2章 上海・抗日戦と独立運動(上海日本居留民;日本海軍;中国第一九路軍 ほか);第3章 民衆は戦争を支持した―「埋葬」の社会的背景(民衆の変貌;捕虜は死すべし;爆弾三勇士 ほか);第4章 二つの碑(その後の臨時政府;臨時政府の位置;尹奉吉の遺骸の捜査と発掘;二つの碑)
「とり急ぎ上海から―「新・新中国」の混沌」 趙夢雲著 田畑書店 1998.7.15
内 容 中国と日本で文学を学び、在日十二年の、中国の知的財産ともいうべき若い知識人が、母国への愛ゆえの苦悩のなかで、生活者の眼でつづった、意外に知られていない上海の世相と日常。
要 旨 先生だって、生身の人間だ;「貴族学校」と「希望工程」;文化の値下がり;「公厠」(公衆便所)の悩み;「的士」(タクシー)がこわい!;「名片」(名刺)文化にみる世相;幸運な数字、不運な数字;世の中すべてカードの時代;物乞い稼業はやめられない;爆竹には頑迷固陋な上海人〔ほか〕
「図説 上海―モダン都市の150年」 村松伸文;増田彰久写真 河出書房新社 1998.6.25
内 容 20世紀初頭、租界を中心に稀有の繁栄を誇ったコスモポリタン・シティ、上海。1930年代そのままに今もバンドに林立する摩天楼、アール・デコ…。1843年の上海開港からネオ上海誕生まで。
要 旨 プロローグ 都市上海の魅力;第1章 外国人が紡いだ夢;第2章 モデル・セトルメント;第3章 都市の中国;第4章 セピア色のコスモポリタン・シティ;第5章 摩登都市上海;エピローグ 二一世紀への飛翔
「中国式 愛のかけひき―北京・上海・広東・四川、素顔の女たち」 周慶豊主編;鈴木博訳 はまの出版 1998.5.28
内 容 地方によって女性の気質が異なる中国には、さまざまな恋愛、結婚がある。彼女たちの華麗にしてしたたかな恋愛の知恵とは?いま明かされる現代中国の"愛の極意"の数々。
要 旨 北京姑娘(いいかげんな結婚はしない;大胆で気魄がある;豪放洒脱 ほか);上海女郎(上海の旧夢;今日の麗人;女性の秘密);広東小姐(広東小姐の「食」;広東小姐の「服」;広東小姐の恋愛と結婚 ほか);四川妹子(佳人が輩出する「天府の国」;南北の風情を一身に;ただ長江の天際の流れを見るのみ)
「エキゾティカ」 中島らも著 双葉社 1998.5.20
内 容 香港・バリ・上海・バンコク…清濁併せ呑んだガンジスのように聖と俗が一体となったアジアを紡ぐ短編小説集。
要 旨 ココナッツ・クラッシュ;スリランカ―光の王;バンコク―ペットとイット;上海四重奏―琴中怪音・大世界的闇・自転車行・合同楽奏;香港―聖母と胃袋;インド―KUMIKO;韓国―GOD OF THE DOG;ベトナム―トンネル天国;バリ―ドリアンを待ちながら
「上海パラダイス」 リテレール編集部編 メタローグ 1998.5.1
内 容 買い物とグルメだけの旅にはもう飽きた!文学・建築・劇場・書店・寺院の親切ガイドで懐深い上海を自由自在に闊歩する。文学・建築・劇場・レストラン・バー・ディスコ・書店・寺院の詳細ガイド&マップ付。
要 旨 1 上海への招待;2 私の上海;3 上海カルチャーガイド(文学探検;路地散歩;街角渉猟)
「香港人・上海人・北京人」 孔健著 双葉社 1998.2.5
内 容 21世紀中国を代表する3大経済圏の人物、風土、気質、実力を徹底比較!自由を楽しむ香港人、商売上手な上海人、政治好きの北京人。この違いが分かれば、12億の民のそれぞれの心が読める!対中国ビジネスチャンスが生まれる。
要 旨 第1章 返還された香港人―香港経済の繁栄は21世紀も続くのか?;第2章 上海人と北京人はこんなに違う―中国の中の「西洋人」と中国の中の「中国人」;第3章 「個人」の香港人、「カネ」の上海人、「政治の」北京人―時間を楽しむ人たち、商売上手な人たち、謀略好きの人たち;第4章 「自由自在」と「好勝競争」と「老成温厚」―徹底比較・香港人VS上海人VS北京人;付章 出身省別「中国人とつきあう法」全角度分析―中国12億人、人も風土も多様だから、相手を知る
「中国周遊の本―北京・青島・上海・西安・三峡・桂林・敦煌・大連」 改訂版 近畿日本ツーリスト 1998.1.10
要 旨 北京;天津;大同;済南;青島;上海;蘇州;無錫;鎮江;南京;揚州;杭州;西安;洛陽;重慶;武漢;広州;桂林;昆明;海南島;成都;敦煌;吐魯番;烏魯木斉;喀什;大連;瀋陽;長春;哈爾浜
「上海・華中・華南120パーセントガイド」 第5版 日地出版 1998.1
91 「北京人と上海人―攻防と葛藤の20世紀」 楊東平著;趙宏偉;青木まさこ編訳 日本放送出版協会 1997.12.10
内 容 中国人を本当に知る!?南北2大都市の文化衝突に見る近・現代の中国。政治文化と知識層文化の中心地・北京、商工文化・市民文化のコア・上海。2つの大都市の攻防と葛藤は近代中国の歩みそのものである。都市・文化・人間の3つの視点から中国地域文化の比較を行い、中国の将来を展望する。
要 旨 序章 現代中国の二都物語;第1章 中国の北と南;第2章 「京派」と「海派」の二極対峙;第3章 新北京―栄光と幻想;第4章 「文化大革命」の中の北京と上海;第5章 上海の小市民;第6章 北京の新世代;第7章 北京人;第8章 上海人;第9章 上海の女性と北京の女性;第10章 90年代の新局面
「上海リリー」 胡桃沢耕史著 文芸春秋 1997.11.10
内 容 上海。魔都と呼ばれた街。密命を帯びた日本軍人と、ダンス・ホールに憧れる若者の二人は、デカダンの香り高い謎の美女、リリーに出逢った。スパイ、暗殺団の襲撃、国際政治の虚々実々の駆け引き。そして、遙かな時を隔てて明らかになる人間の真実。エンターテインメントの巨匠が広大なスケールで描く冒険小説。
「上海娘、東京の夢」 孔明珠著;多田敏宏訳 近代文芸社 1997.11.10
内 容 上海人たちの東京は!?あなたのすぐ側、そこは上海人のミラクルワールド。もう一つの日中関係を探る絶好の書。
「もう一つの大学進学―上海師範大学IIS課程」 上海師範大学IIS課程日本事務局編;片桐正三監修 叢林書院 1997.11.7
要 旨 序章 IISは"国際交流へ奉仕"することを使命とする組織なのです;第1章 たった一度の人生だから悔いのない"自分らしい生き方"を!;第2章 同時に二つの資格の取得を目指す、上海師範大学―IIS課程;第3章 中国語研修のカリキュラムとその履修方法;第4章 通信教育科目のカリキュラムとその履修方法;第5章 卒業後の進路は各自の「夢」や「目標」によって決まる;第6章 IIS課程の先輩たち;第7章 IIS課程なんでもQ&A
「上海人―斎門富士男写真集」 斎門富士男著 京都 光琳社出版 1997.10.4
内 容 僕らは自ら失い、やがて懐かしむ。変わりゆく上海の今に哀切を込めて。
「あこがれは上海クルーズ」 佐々木譲著 集英社 1997.9.30
内 容 女優志願の少女の夢と恋。まぶしく切ない輝きの中に彼女はいた。佐々木譲が描く80年代の青春。
「日中ビジネスコネクション 上海編」 大下英治著 ひらく;ごま書房〔発売〕 1997.9.20
内 容 伊勢丹、山野愛子美容室、ホテルオークラ、シャープ、日新、ワールド、モスフードサービス、ヤオハン…21世紀への橋頭堡上海―。日本企業の火を噴くビジネス戦争。相手合弁企業をも現地徹底取材。
要 旨 第1章 老舗の矜持を保ちつつ、上海経済に新風を吹き込む―伊勢丹;第2章 上海女性の美容意識を目覚めさせ、チェーン展開を目指す―ビューティートップヤマノ(山野愛子美容室);第3章 中国人スタッフによる、五つ星ホテル運営を成功―ホテルオークラ(花園飯店);第4章 優れた技術を提供しつつ、着実に中国市場を開拓し続ける―シャープ;第5章 上海経済の支柱となる物流システムの開発に奮闘―日新;第6章 上海ファッション界で独自の地位を築きつつ、アジア進出を狙う―ワールド;第7章 「高品質」「手づくり」にこだわり、中国全土三千店開業を期する―モスフードサービス;第8章 より安く良いものを提供し、中国経済に貢献することを目標に―ヤオハン